ケアンズ・センテナリー・レイクスの夜間観察 その2
(その1)では四本足の動物を紹介しました。(その2)では翼のある哺乳類を紹介します。翼のある哺乳類を代表する生き物と言えば、主にコウモリです。ケアンズ周辺で見られるコオモリには、オオコウモリの仲間と、それ以外のココウモリの仲間があります。
オオコウモリの仲間は、人目につきやすい樹木を日中の塒にして過ごすので、必ずしも夜に観察する必要はないのですが、餌を求めて活発に活動している様子は夜でないと見ることができないでしょう。
日本に沢山の種類のココウモリの仲間がいるように、オーストラリアにも多種多様なココウモリの仲間が生息しています。捕獲や観察などを通じて幾つもの種類がセンテナリー・レイクスの公園地域にいることが分かっていますので、代表的なものを紹介しましょう。
この他にローリーオヒキコウモリといった、もっと小さいコウモリも生息している可能性があります。公園内で観察できる可能性が高いコウモリは以上です。今回は飛べる哺乳類ということで、コウモリの話になってしまいましたが、ケアンズの地域にはフクロモモンガが生息していることも分かっていますので、いずれ紹介したいと思います。(その3)では、両生類やは虫類を紹介しましょう。