マングローブ・ボードウォーク再開

マングローブ愛好家や探鳥家に愛されているケアンズ空港近くのJack Barnes Mangrove Boardwalkの修復が完了して再開しました(2023年8月現在)。

ケアンズの自然を代表するマングローブの林を手軽に楽しめる場所です。ケアンズにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。14種類のマングローブ、数種類のカニを観察することができます。ケアンズ市内には、この他にもマングローブを体験できる場所がありますので、下にご紹介します。

その1

水色の水路に沿ってJames St.からGreenslope St.まで遊歩道があります。空中写真にすると分かりますが、マングローブに沿って歩くことができます。

その2

地図の中央はソルトウォータレイクと呼ばれています。この池の周囲はマングローブで囲まれており、支柱根や呼吸根を間近で見ることができます。ヤエヤマヒルギが中心ですが、ヒルギモドキ、ヒルギダマシ、シマシラキ、 サキシマスオウノキ、オオハマボウ(半マングローブ)などが観察できます。

その3

町から離れてしまいますが、このルートは中央水色の水路に沿って南北に歩ける遊歩道です。コヒルギ、ミナミコヒルギ、オヒルギ、ヤエヤマヒルギが中心です。このコースはカニ観察のホットスポットでもあり、マングローブを中心とした生態系が観察できます。水路はワニがいる可能性があるので、くれぐれも注意してください。

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ケアンズの自然観察家。マングローブを徹底的に調べ、世界で最も希少とされるIUCN絶滅危惧種のヘインズオレンジマングローブがオーストラリアに自生していることを発見。2018年には新品種のダンガラオレンジマングローブの発見を発表。世界遺産Wet Tropicsカソワリアワード2017年ファイナリスト。日本野鳥の会会員。BirdLife Northern Queenslandケアンズ地区コーディネーター。

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